知っていること VS 実行すること


知っていること VS 実行すること



前回は、ビジネスで改善すべき8つの要素についてお話しました。
引き続きこのトピックについてお話しますが、今回はもう少し掘り下げてみましょう。

行動を起こしていますか?

皆さんは、「80対20」の法則、「95対5」の法則をご存知でしょう。パレートの法則です。
しかし、それらをどれだけビジネスに上手く適用しているでしょうか?


あなたが抱えている問題や苛立ち、悲しみなどの内80%は、あなたを取り巻く世界、顧客、売り主、仲間、雇用者の内20%から生じていることをご存知でしょう。
しかし、それら20%を排除しようと頻繁に行動を起こしていますか?


あなたの成功の80%は、あなたの行動の20%からもたらされていることをご存知でしょう。
では、どれくらいきちんと、それ以外の非生産的な作業を失くすよう管理していますか?


利益の80%は、あなたの顧客トップ20%から生み出されていることをご存知でしょう。
彼らをきちんと確保できていますか?


「95対5」の法則は、全てのケースにおいて「80対20」の法則の中で活きてきます。


喫煙する太った医者は、それが健康に良くないことを知っています。もちろん、その事実を学んできています。


しかし、知っているだけでは不十分なのです。そして、その知っている内容・ルールを、不定期に、気が向いたときだけ何気なく適用するだけでは不十分なのです。



「忍耐」というのは、子どもへの教えや昔のおとぎ話では美徳とされています。


しかし、起業家の世界ではそれは「悪」なのです。「美徳」となるのは「緊急性を帯びた行動力」なのです。


大多数の人は、今日でなくてもよいことは明日やろうとします。だから裕福でないのです。


全てのものの中で成果が出る5%に今すぐ焦点を当て、ずっと絶え間なく焦点を当て続けましょう。そして、それ以外の95%を容赦なく排除しましょう。


“知っているだけで終わる人”を卒業しましょう。そうすれば、事は上手く運びます。ビジネスにおいても、人生においても。