目先の変化で世界が変わる
顧客は潜在的に変化を求めている
あるエステビジネスをやっている友人がこう言った。
「既存の顧客に対してキャンペーン・イベントなどを定期的に行わないと、顧客の流出率が上がるので、定期的に何かにつけて顧客の心に変化を与えるようにしています」
つまり、ただ単にいつもと同じ施術、いつもと同じスタッフ、いつもと同じ値段では顧客が飽きてくるというのだ。
「同じ店に行っているのだからいつもと同じでいいじゃないか、当たり前だ!」とあなたは思うかもしれません。
でも実は既存顧客は心の奥底では変化を求めています。
いつもと同じじゃない、他とは違うちょっとしたイベント・キャンペーンなど心に変化が起きると顧客は喜びます。
人は変化が大好き
スーパーやデパートで定期的に売り場の配置を変えたり、内装を変えたりするのは顧客に売場の印象に新鮮さを与えるためだそうです。
売場や配置を変えるといつも行くスーパー・デパートだけどなんか新鮮に感じるようになります。そうするだけでも売り上げが伸びるそうです。
マーケティングでも同じ、顧客は退屈しています。
いつも同じキャンペーン
いつも同じメルマガ
いつも同じセールスレター
いつも同じようなセールスメッセージで飽き飽きしているのです。
いつも同じ・いつも周りと一緒だと、セールスメッセージが顧客に届かなくなります。
マーケットの注目を集めるには常に何か新しいことを求められます。
派手な動画を作ってみたり、圧倒的に強いオファーを出してみたり、面白いコンセプトのキャンペーンを行ってみたり、販売する方としては頭をひねります。
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どうすれば市場の注意を引けるのか…
我々マーケッターには永遠の悩みの1つですね。
あなたのビジネスに変化を取り入れてみてください
多くのビジネスオーナー、特にマーケティングが激戦化していない業界では、変化がありません。
いつも同じチラシ・いつも同じホームページ・いつも同じ店内・いつも同じ商品・サービス。
これでは顧客は退屈して、面白そうなことをやっているビジネス・目新しいビジネスに浮気をしてしまいます。
“ライバル・その他大勢とここは何か違う”そう思われることが売り上げに直結します。
なんかここは面白い、なんかここのビジネスは面白い。
差別化は商品の質・サービスの価格・USPだけではありません。
その商品の見せ方・プロモーションによってかなり差別化できます。
他業種の変化をパクる
おそらく、あなたの業種のライバルを見ても、面白いキャンペーンなどはそれほどないでしょう。
おすすめは他業種の変化を真似することです。
普段何気なく生活していると、街にはキャンペーンが溢れかえっています。
マクドナルド
飲食に限らず他の業界では考えられた変化が溢れています。
この変化で自分の業態に合うもの、応用できるものをパクってみてください。
ポイントは“自分の業態でこんなんやってもいいのか”と自分や社員さんが驚くようなものがいいでしょう。
自分の心が平穏であるものは顧客の心もそれほど動きません。
大胆な変化の先には大胆な売り上げと顧客との強固な関係性が構築されることでしょう。
変化を起こすのは反応が怖い…だからこそ取り入れてみましょう。
自分の顧客が喜ぶ変化・驚く変化を既存顧客にも新規顧客にも与えていきましょう。