行動科学マネージメント

           

行動科学マネージメント


人はどういうことに対して行動するのかというのを学問として体系化したものらしいです。

要するに、モチベーションをあげる方法です。

成功する人・成功しない人の差

結局のところ成功する人としない人の差はこのモチベーションというものが要因としては大きいと思います。

モチベーションが高く失敗しても、前進が遅くてもモチベーションを高く保つことができれば時間差で成功していくのが現実です。

よく成功曲線とか成功のJカーブといわれますが、自分が描いた理想型より遙かにおくれて成功というものがやってくるのです。

このがんばっているけど、結果がでないという時間にだいたいの人はあきらめてしまうのが現実です。

つまり、このモチベーションというものをコントロールすることさえできれば、成功する可能性が極端に上がっていくのです。

コントロールする方法

最近、この行動科学マネジメントに関する本を一通り読んで、実践してみたところ、やはり行動量は増えていると実感します。

そこで、実践してみてよいと思ったコントロール方法をご紹介します。

これは自分だけではなく、社員がいるなら社員さんにも実践してもらうと良いです。

通常、社員さんですと「給料をもらっているから○○しなければならない」というhave toの気持ちで動いていますが、このコントロール方法を導入すれば「自ら○○したい」というwant toに行動に変わってきます。

嘘だろー、と思うかもしれませんがそれなりに効果を感じることができるでしょう。

1、本当の動機を明確にする
よくよく「お金がほしい、月収100万円ほしい」とか漠然とした目標を持っている人がいます。でもこの目標の裏には必ず動機があるのです。

人は何か行動する際に「動機付け条件 → 行動」という原則があります。
当たり前ですが動機がなければ動かないのです。

100万円ほしい → 家族に○○を買ってあげたい。よい家に引っ越したい。趣味のラジコンをたくさん買いたい。女性にモテたい。 などなど行動に直結する動機を明確にする必要があります。

2、行動ポイントカードを作る
以前、小川さんがメルマガを1つ書き終わるとニコちゃんマークのシールをパソコンに貼っていました。これもシールというご褒美を自分に与えることで、モチベーションを維持しているのです。

自分なりに決めた行動を実行したら小さなご褒美をあげると不思議とモチベーションが上がっていくのです。

朝早起きが苦手なら、決めた時間通りに起きたら1ポイント(1つシール)、30分前に起きれたら2ポイント(2つのシール)など自分の行動を可視化して評価していくのです。

何ポイント貯まったら何か買うなど、自分へのご褒美を用意してもいいですね。

僕もメルマガを書くたびに自分でつくったマス目を黒く塗りつぶしており、マス目を塗りつぶすことが若干の楽しみになっています。

3、行動をグラフ化する
棒グラフ、折れ線グラフなどを使って一日一日の行動量を可視化すると自然とモチベーションが上がります。

この行動量のグラフ化によって、成績を劇的に高めた学習塾もあるそうです。

メルマガを何文字書いた、、 何件アポイントをとった、、 ダイエットのために何分走った、、、など紙やパソコンに記録するのです。

できればちょっと面倒でも大きな紙に書いて、目につく場所に貼っておくとよいでしょう。

このグラフ化はよく営業会社などで使っている手法ですが、やはり効果はあります。
自分の行動を計測し、視覚化することで人は認識し、それに対して自然と改善案を考え出します。

昔、レコーディングダイエットが流行りましたが、あれは自分が食べたものを記録して、カロリーを書き出すことで、常に問題意識をもち、ダイエットに対しての危機意識を芽生えさせる方法です。

仕事も同じで常に数字を可視化、そして量を日ごと、月ごとに可視化することでモチベーションを維持していけます。

やるかやらないか

といくつかモチベーションを保つ方法を僕も実践しておりますが、やれば結果が出るもののばかりです。

ただ多くの人がこのモチベーションを保つ方法を教えても、この方法自体をやらないのです。

やれば結果が出る、でもやらない。

これではもう無理です。

僕もたくさんの成功をしたい、お金がほしいという人を見てきましたが、うまくいかない人はなんだかんだいって行動していない。

そして行動する方法を教えても行動しないのです。

結局、人間は自分が本当にやりたいと思ったことしかがんばれないものですよね。

こういったモチベーションをサポートする方法もそれ以前に自分がどうなっていきたいのかをしっかり考えてからのことです。

でも、今日ご紹介した方法は、効果がありますので是非やってみてください。